検査の流れ

Tanaka Internal Medicine
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まずは受診をしていただきます

まずは受診をしていただきます

当院での胃カメラ検査・大腸カメラ検査は、事前に受診をしていただくことが必要です。受診の際に診察を行い、検査が必要かどうかを判断いたします。
必要性がある場合には、詳しい検査の説明を行い、検査日時のご予約を取らせていただきます。

糖尿病や高血圧などの病気で、抗凝固剤、経口血糖降下薬、降圧剤などの薬を服用している場合、検査当日に服用する薬剤については、診察の際にお伝えします。

胃カメラ検査の流れ

検査前日

検査前日の夕食は消化の良いものを選び、21時までに食べ終えるようにしてください。もし昼からの検査であれば、検査の6時間前まで軽食は可能です。水やお茶は飲んでいただいて構いませんが、服薬については予約時の医師やスタッフからの指示に従ってください。

検査当日の朝

午前中の検査の場合は、起床後から検査が終了するまで絶食が必要となります。ただし、昼からの検査の場合は、検査の6時間前までは軽食は可能です。水やお茶は少量であれば飲んでいただいて問題ありません。鎮静剤の使用を希望される場合は、自家用車やバイク、自転車での来院は控えていただき、公共交通機関か、ご家族に送迎をしていただくようにしてください。

検査前の準備

予約時間に来院していただき、問診や血圧測定を行います。

検査前の処置

胃の中の泡を除去するために消泡剤を服用します。咽頭に麻酔、または経鼻検査の際には鼻腔に麻酔をいたします。

検査開始~終了まで

Flow01

検査台に横になり、検査が開始。

Flow02

鎮静剤を使用する場合、ここで注射により投与します。その後は意識がぼんやりとした状態での検査となります。

Flow03

食道・胃・十二指腸を観察(しっかり、丁寧に行います)

Flow04

観察を一通り終えたら終了
医師が必要と判断した場合

医師が必要と判断した場合には、一部組織を採取し、病理検査(生検)を行うことがあります。組織を採取、病理検査を行った場合は、14日以降で、再診していただき検査結果をお伝えいたします。

気になる検査時間は?

実際の検査時間は、観察のみで終われば10分程度が目安です。鎮静剤を使用した場合検査開始から結果の説明までにかかる時間は1時間15分前後、鎮静剤を使用しなかった場合40分前後が目安です。

大腸カメラ検査の流れ
(1日法)

検査前日

検査予定日の3日前から繊維を多く含む食べ物を避け、アルコールは控えるようにしてください。逆に多めの水分を摂ることを心がけましょう。

検査前日の就寝前

検査の予約時にお渡しする下剤を、検査前日の就寝前に服用してください。

3日前からお控えいただきたい食べ物の例
  • 繊維の硬いもの(タケノコ、トウモロコシ、ネギ、パイナップルなど)
  • 粒状のもの(ゴマ、ピーナッツ、イチゴ、トマトなど)
  • 薄皮があるもの(ミカン、トマトなど)
  • 海藻類(わかめ、ヒジキ、海苔など)
  • キノコ類(シイタケ、エノキ、シメジなど)

検査当日の朝

午前中の検査の場合は、起床後から検査が終了するまで絶食が必要となります。あめ玉をなめたり、水やお茶は少量であれば飲んでいただいて問題ありません。鎮静剤の使用を希望される場合は、自家用車やバイク、自転車での来院は控えていただき、公共交通機関か、ご家族に送迎をしていただくようにしてください。

下剤を服用

当日の朝に下剤をコップに小分けにして、ゆっくりと飲んでいただきます。下剤を服用する場所は、ご自宅または院内の専用スペースを選択していただくことができます。服用後1時間後から数回の排便があり、2時間程度で便が透明になり落ち着きます。自宅で服用する場合、便意が落ち着いた後に来院して検査を受けていただきます。

検査当日の服装についてのお願い

当日は受付後に検査着に着替えていただきます。脱ぎ着のしやすく締め付けの少ない服装で来院ください。

検査前の準備

予約の時間に来院していただき、受付後、問診や血圧測定を行います。その後検査着に着替えていただきます。

検査開始~終了まで

Flow01

検査開始

検査台に横になっていただき、検査が開始。鎮静剤を使用する場合、ここで注射により投与します。その後は意識がぼんやりとした状態での検査となります

Flow02

内視鏡を肛門から挿入

内視鏡を肛門から挿入し、お腹を押さえたり、体勢を変えたりしながら腸管に空気を入れて膨らませます。内視鏡が撮影した映像はモニタに映し出され、医師が病変の有無を確認します。

Flow03

大腸の内腔を一通り観察すれば検査は終了

検査時間は、観察のみならば15~30分程度で終了です。生検やポリープの切除をおこなった場合は、さらに時間がかかります。

がんなどが疑われる組織があった場合

内視鏡で一部を採取、生検(顕微鏡で詳細を調べる組織検査)をします。

ポリープがあった場合

当院で切除可能な大きさの場合は、内視鏡検査中にその場で切除を行います。しかし、20mm近く大きな病変や出血のリスクが高い病変、浸潤性の疑いがあるがんなどの場合には、提携の医療機関に紹介することがあります。

検査終了後

検査時に撮影した画像を用いて、検査結果を具体的に説明させていただきます。

鎮静剤を使用した場合

院内のリカバリー室にて、検査終了後30分程度お休みいただきます。その後検査結果を具体的に説明させていただきます。検査開始から結果の説明までは1時間30分程度となります。

検査中にポリープ切除や、組織を採取、病理検査を行なった場合

検査日から14日以降で、再診していただき検査結果をお伝えいたします。

検査後に医師よりお願いしたいこと

胃カメラ検査

胃カメラ検査

検査終了後、1時間経過後から飲食が可能です。検査を受けた当日は、辛いものや刺激の強いものを避け、消化の良い食事を心掛け、アルコールも控えるようにしてください。なお、経鼻内視鏡検査をされた方は、検査後しばらくの間は、あまり鼻を強くかまないように注意が必要です。

大腸カメラ検査

大腸カメラ検査

検査後の飲食は、観察のみの場合は通常通りに食事をとっていただいて構いません。ただし、生検やポリープ切除をおこなった場合には、飲酒や刺激物を摂取はお控えください。もしお腹にハリが残っているという場合には、ベッドに横になり体位を変え、ガスを体外へ出すようにしてください。ポリープの切除後は、出血の可能性があるため、手術後1週間は注意し、安静に過ごすようにしましょう。