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- よくある質問
実際に患者様よりいただくことが多い質問
- 胃カメラ検査は口からしかやってないのですか?鼻からもやっているのですか?
当院ではどちらからの検査もやっております。
- 胃カメラを口から入れるか鼻から入れるかはどのような基準で決めるのですか?
検査で使用するカメラは同じカメラです。
当院では、基本的には、鼻から受けていただくことをお勧めしています。その理由は、口から入れた場合、舌根が押し込まれるため吐き気や苦しさの原因になってしまいます。鼻から入れた場合は、舌のところが圧迫されないので楽にうけてもらえるのです。ただし、鼻に鼻炎がある方や、よく鼻血を出される方、鼻の手術をされた方など、鼻が通りにくいことが想定される方の場合は、安全を考え口から受けていただくことが多いです。
- 苦痛に弱いのですが、胃カメラ検査では鎮静剤は使っていただけるのですか?
鎮静剤を使用しての検査は可能です。
ただし鎮静剤の効果は個人差があり寝ている間に検査が終えられることもあれば、十分量いれているにも関らず記憶が鮮明ということもあります。また血圧低下、呼吸抑制など副症状が出ることもあります。使用するメリット、デメリットをご説明させていただいた上でご選択いただくことになります。
- 鼻からカメラを入れるのは苦しく感じます。大丈夫でしょうか?
カメラを入れる前には、カメラと同じ太さのチューブを通してみてスムーズに入るかどうか試してから行います。また、鼻からの出血を起こりにくくするような血管を絞める薬や、麻酔の薬もしっかりと鼻に通して行いますのでご安心ください。
- 胃カメラ検査はどのくらいの費用がかかるのですか?
3割負担の保険診療であれば、観察だけで終わった場合には5000円前後です。組織をとって病理検査を行った場合は、検査の内容により変わってきますが、最大10,000円を超える場合もあります。
- 胃カメラ検査の予約をしてからどのぐらいで検査を受けることができますか?
混雑具合にもよりますが、およそ2週間以内で受けていただけます。
- 他のクリニックで検査をして何も無いと言われましたがお腹の痛みが治りません。これは病気なのでしょうか?
通常病気の診断のプロセスは、問診から始まり、身体診察、血液検査、超音波検査や、胃カメラ・大腸カメラなどの検査結果から総合的に判断します。
しかし中には症状はあるのに検査結果にはどこにも異常がない方がおられます。このようなケースは決して珍しいものではありません。このような場合、胃潰瘍や腸炎のように臓器が実際に炎症を起こしているわけではなく、消化管の動きや知覚に問題があって症状として感じてしまう機能性疾患というカテゴリーの病気である可能性があります。過敏性腸症候群や、機能性ディスペプシアといった病名が比較的有名ですが、ストレスなどが関与していることが多いとされています。
病態ごとに推奨されている薬がいくつかあり、この様な薬物治療と生活習慣などに問題があると思われる際には適切な指導をいたします。