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経験豊富な専門医が、
安全に配慮した
大腸ポリープ手術を実施
どのような症状があったときに大腸ポリープがみつかるのですか?
大腸カメラをすることで発見されます。そもそも大腸カメラを行うきっかけは、便潜血検査、市のがん検診などで引っかかったからというケースが多くみられます。それ以外には、便に異常があるとかお腹の痛みがあるなど何らかの症状を来たしたことが検査につながります。そこで実際に検査をお勧めした際にポリープが発見されるのです。逆に検査をしないことには大腸ポリープをみつけることは困難ともいえます。
大腸カメラを体内に入れてみないとわからないということですか?
大腸カメラ以外に造影剤を大腸に注ぐ注腸検査などでもみつけられることはありますが、検査無しにポリープの存在をみつけることは困難です。症状が出た時には進行癌となってしまい、場合によっては根治が困難な状態にもなりえます。また平坦な病変などは大腸カメラでしかみつけられないことがあり、大腸ポリープをみつける場合にはカメラによる精査がおすすめです。その場で治療に繋げる事も可能でメリットは多いものと考えます。
大腸ポリープ手術において先生が細心の注意を払っているのはどのようなところですか?
悪性かどうか、大出血を起こすような病変かなどは専門医として見た目である程度わかります。そのような病変に関しては、手術後に出血したり、浸潤癌の場合には後で外科的手術が必要になることがあります。患者さんの利益を第一に考え当院にて治療すべき病変かしっかりと見極めた上で、切除するようにしています。患者さんにリスクを与えてしまうと判断した場合には、提携している病院へ速やかにご紹介をさせていただいております。安全を第一に考え、医師として無理な治療はしないことも大切だと考えております。
所要時間はどのぐらいかかるのでしょうか?
手術によってポリープを切除する個数や場所、患者さんの腸の形などケースバイケースです。通常観察だけの場合には30分以内で終わりますし、ポリープを取った場合ですと45~1時間ぐらいはかかると思います。麻酔も使用しておりますので、手術後は30分から1時間リカバリー室でゆっくりとお休みいただきその後ご帰宅していただきます。
大腸ポリープとはどのような病気なのでしょうか?
- 大腸の粘膜の一部が隆起したものが大腸ポリープです。
- 大きく分けると異常な増殖能を有する腫瘍性病変とそうではない非腫瘍性病変に大別されます。
- とりわけ腫瘍性病変には大腸癌や放置すると大腸癌になる危険性を有する腺腫があるので注意が必要です。
専門医による検査・診断・治療が重要となります
前述の様に大腸ポリープは、良性であっても、その後にがん化するものもあります。発見時に切除しておくことで、大腸がんの予防にもつながります。
大腸がんは、初期には自覚症状が少ないため、大腸カメラを定期的に行うことが重要です。
当院では、専門医による検査・診断・治療が可能ですので、思い当たる症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。